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小学生から始めるおすすめのPython書籍 3選

こんにちは、ノエプロです。

教室でも利用しているPythonの書籍をご紹介したいと思います。

Pythonは近年人気が高まっており、初心者が最初に取り組む言語としてもよく選ばれる言語となってきています。
Pythonが人気な理由は、比較的覚えやすいのもありますが、エンジニア目線で見るとAI分野でよく使われることが理由の1つだと思います。
実際に私も、Pythonを使ってお問い合わせ用自動チャットボット(ページの端に出てきてお客さんの質問に自動で回答するようなシステム)を開発した経験があります。

子供目線で見ても、マイクラの教育版はPythonでもプログラミングが可能であり、WROなどのロボコン大会で使うLEGO EducationのSpikeプライムなどもPythonでの制御が可能です。
なので、今の子供達にとってPythonを学ぶことは、長い目でみてもプラスになるかと思います。(ITの世界は流行の移り変わりが早いため、この先変わる可能性はあります)

とは言いつつも、「初心者 = 大人」を意味しており、小学生が誰でも手軽に取り組めるようなものではないと感じています。
ノエプロでは、Pythonに取り組むには、Scratchを一通りマスターしている高学年(5年生以上)を目安として取り組んでもらっています。

Python1年生 第2版 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

Python⚪︎年生シリーズてたくさん書籍を出されていますが、その中の一番最初の基礎編の書籍です。

2022年第2版が出版されているので、そちらをご利用ください。

文法を1から解説されており、図解が多く、ボリュームも少なめなので、Python初心者の最初の1冊としては適しているのではないかと思います。

子供向けには、ゲームなどを作りながら覚える書籍が多くあるのですが、Pythonの場合は1度文法を勉強した方が良いと考えています。

子供達にとって文法を学ぶ勉強はきっと楽しくないですが、長い目で見ると1つ何かの言語をきちっと勉強することは大切です。逆にPythonの前に言語をマスターした事がある場合は、本書は不要かもしれません。

Pythonではじめるゲーム制作 超入門 知識ゼロからのプログラミング&アルゴリズムと数学

ゲームを作りながら学ぶタイプの書籍です。

TkinterというPythonのツールを使って、ゲームを作りながら学ぶような構成になっています。
このTkinterというツールを使うタイプの書籍は結構多く見かけました。

実際、Pythonで商用目的の実用的なゲームを作るということはほぼ無いと思いますが、学びの場にはゲームの方が楽しく学べるので、そういった意味では学びやすい書籍です。

内容的にも基礎的なところから少しずつ説明してくれているので、分かりやすいです。ただ、大人サポートは必要かなと思いました。

ゲームで学ぶPython! Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング

リブロワークスさんの著書です。

Pyxelというレトロな2Dゲームエンジンを使って、ゲームを作りながら学んでいくスタイルとなっており、Pyxel作書の方が監修されています。

2025年1月27日発売で、本ブログを書いているのが2025年2月3日のため、発売間もない書籍です。

レビュー等全くない状態でしたが、ゲームの見た目の質がPythonのゲームとしては高いことと、Tkinter以外の方法で学ぶ方法を探していたので購入してみました。

対話形式なのと図解も多いので分かりやすい書籍だと思います。

文法も解説してくれていますが、若干文字量多めなので、入門書を読んだ後くらいの2冊目としておすすめです。

[選外]いきなりプログラミング Python

watさんの書籍です。

「いきなり〜〜」シリーズでいくつか出版されているので参考までに1冊読んでみましたが、サンプルがnumpyを使ったものや、OpenCVを使った画像処理など、最初に学ぶには難しいかなという印象でした。

「小学生が最初に学ぶ」という観点では少しおすすめしずらいため、選外といたしました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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